ケアマネを目指して

ケアマネを目指した男のブログです。

少子化と高齢化について考える

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今日は高齢化について勉強していきたいと思います。

 

2025年問題というのが、よくテレビや介護資格の勉強をしていると出てきますよね。団塊世代が75歳以上となり後期高齢者となります。また65歳以上も国民の3人に一人の割合になるという。日本はまさに『超・超高齢化社会』へと突入してしまうのです。

 

日本は高齢化が進む反面、少子化も進んでいます。

 

昔は8人兄弟なんてザラ。現在は一人っ子や兄弟二人なんて家庭も多いですよね。8対2人ということは、昔の4分の1の子どもたちしか生まれていないと考えると、やはり高齢者の割合が高まっていることを実感します。

 

高齢者の割合が増えれば、介護保険の認定率も増加することが目に見えています。厚生労働省の調べでは、65歳以上75歳未満の前期高齢者の介護認定率は4.2%と言われ、75歳以上で3割85歳以上で6割までになると言われています。

 

介護保険の認定率が高まれば、それでだけ現役の人の負担も増えてきます。国民年金を収められる人は、今まさに働いている私達であり、子どもたち。年金を収めても、高齢者への社会保障費として捻出される確率が高いと考えます。

 

また、高齢化が進み、認知症高齢者の割合も増えるのは明らか。厚生労働省の推計では、2012年から2025年には認知症高齢者の割合は高齢者人口の2割を占めるだろうと予測されているのです。

 

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実際、今の段階でも認知症の高齢者は多いですよね。施設でも高齢化が進み、認知症が顕著にわかる入居者が増えています。今は認知症に対する勉強会を催すセミナーも増えていますよね。今後に向け、認知症に対しての知識やスキルを身につける取り組みを国が進めているというわけです。

 

これだけ高齢者が増え、少子化が進めば、今以上に介護職は人手不足となります。その解消をロボットが担うようにならざるを得ない状況が近づいてきました。今は介護業界でもロボット化など、盛んに開発、検証が行われているのです。

 

でなければ、2045年には20歳~64歳の人たちが、高齢者一人を支える人数は2.3人になると見込まれているため、もっと多くの人の手が必要になってくるのです。

 

対策としては、やはり介護業界のロボット化や、現在行われている外国人の方に介護現場で働いてもらえるシステム作りが、ますます必要なのではないでしょうか。

 

実際に先日、外国人受け入れのセミナーに参加しました。介護業界の人手不足は、私の務めている施設でも同じ。少子化が進む日本ですから、今でも介護職員が少ないのに需要は増えるばかり。

 

ではどうするか?

 

外国人の人でも雇って、人手を増やすしかありません。介護業界もコンビニ化せざるを得ないのかもしれませんね。

 

まとめ

今日は高齢化について勉強しました。

ポイント1

少子化が進んでいるが高齢化も進んでいる。特に75歳以上の高齢者が増えてくる。

 

ポイント2

介護認定率は75歳以上が3割。85歳以上は6割になると。

 

ポイント3

認知症の高齢者は、2025年には700万人⇒高齢者の人口の2割を占めると予測。